なぜ、三尾(さんび)?

古代史に特に関心があるが、要するに歴史が好きである。

歴史好きは、やはり奈良や京都が好きで、今、関心があるのは、高雄、槙尾(まきのお)、栂尾(とがのお)の、いわゆる三尾(さんび)だ。

 

でも、なぜ三尾なのか? 高雄は高「雄」であって、高「尾」ではない。

まあいいか。(*)

 

近々、まずは高雄の神護寺に行こうと思っている。

紅葉の季節になると人で混むので、その前に行きたい。

 

神護寺では、

・金堂の薬師如来

・錦雲渓(きんうんけい)

・鐘楼

五大明王(不動、降三世、軍荼利、大威徳、金剛夜叉)

を見たい。

 

栂尾の高山寺では、

鳥獣人物戯画

を見たい。

 

当たり前だが、私が今ここにいる、ということは、私につながる誰かが昔にいた、ということだ。奈良時代の誰かが、私につながっている。

 

そのご先祖様がどこにいて、何をしていたかは知らないが、歴史を訪うことが、ご先祖様の近くに行くような感覚がある。

 

(*)

神護寺に行こうと思い、淡交社の『古寺巡礼 京都 15 神護寺』(平成19年11月6日 初版)を読んでいたら、「かつては、高雄は高尾とも記され」(P121)と書かれていた。これで納得した。